キヤノン、「EF 8-15mm F4 L Fisheye USM」など交換レンズ3製品を発売延期
キヤノンは1日、EOSシリーズ用交換レンズ3製品の発売延期を発表した。発表当初、2010年12月または2011年1月での発売を予定していた製品。いずれも3月に延期する。
商品名 | 当初発売予定 | 発売予定(変更後) |
EF 8-15mm F4 L Fisheye USM | 2011年1月 | 2011年3月 |
EF 300mm F2.8 L IS II USM | 2010年12月 | 2011年3月 |
EF 400mm F2.8 L IS II USM | 2010年12月 | 2011年3月 |
EF 8-15mm F4 L Fisheye USM |
EF 300mm F2.8 L IS II USM | EF 400mm F2.8 L IS II USM |
いずれも8月26日にキヤノンが発表した製品。延期の理由を「生産上の都合」としている。
EF 8-15mm F4 L Fisheye USMは、35mm判で全周から対角180度までをカバーする魚眼ズームレンズ。APS-Hサイズ相当、またはAPS-Cサイズ相当の撮像素子を搭載するデジタルカメラでは、180度の魚眼撮影が可能。価格は15万7,500円。
EF 300mm F2.8 L IS II USMは、35mm判のイメージサークルに対応した大口径望遠レンズ。新たにSWC(Subwavelength Structure Coating)を施すなど、前機種EF 300mm F2.8 L IS USMの画質向上を図った。シャッター速度換算約4段分の手ブレ補正機構「IS」も搭載する。価格は78万7,500円。
EF 400mm F2.8 L IS II USMは、同じく35mm判に対応した大口径超望遠レンズ。蛍石を1枚から2枚に増やしたほか、手ブレ補正効果を約2段分から約4段分に強化するなどの刷新を行なっている。価格は131万2,500円。
2010/11/1 15:54