ニコン、「D7000」の体験イベントを秋葉原で開催

　ニコンは15日、新製品体験イベント「Nikon Digital Live 2010」を東京・秋葉原のAKIBA_SQUARE（秋葉原UDX 2階）で開催した。16日（10時から19時）、17日（10時から17時）にも実施する。入場は無料。

　22日から大阪でも開催する。会場は堂島リバーフォーラムで、日時は10月22日の12時から19時、10月23日の10時から18時。

　両会場とも各日先着500名には記念品としてD7000のロゴ入りクリーニングクロスを進呈する。

　29日に発売するデジタル一眼レフカメラ「D7000」などの展示や体験コーナーを設けたイベント。D7000は、有効1,620万画素（APS-Cサイズ相当、DXフォーマット）のCMOSセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。防塵防滴性能や視野率約100％のファインダーなどを特徴とし、フルHD動画記録にも対応。ボディのみの店頭予想価格は14万円前後の見込み。

会場は秋葉原UDXのAKIBA_SQUARE	D7000。装着レンズは「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G ED」

先着500名にはクリーニングクロスを進呈	想定外の長い列ができたため、開場を早めた

　会場の中央に撮影体験コーナー「D7000シューティングステージ」を用意。1度に7名ずつD7000を手渡し、自動車の周りでポーズを取るモデルを撮影していた。撮影後はステージ裏でエプソン製プリンターを使ってプリントできる。会場前にもコンパクトデジタルカメラ用の撮影体験コーナーを設け、同様にプリントを行なえる。

D7000シューティングステージの様子	ステージ上には自動車も用意

撮影後はステージ裏でプリントできる。エプソンの複合機を用意していた	会場前のコンパクトデジタルカメラ撮影体験コーナー。こちらはバイクを用意

　製品説明カウンターでは、D7000のほかにも同時発表の交換レンズ「AF-S NIKKOR 35mm F1.4 G」やクリップオンストロボ「SB-700」などを体験できるそうだ。スタッフが来場者の質問や相談にも応じる。カメラボディは現行機種すべてを用意しているという。

製品説明カウンター。初公開となるD7000のビデオも上映	常に順番待ちの列が出来ており、来場者の高い関心が伺えた

　新製品展示コーナーでは、ガラスケース内にデジタル一眼レフカメラや交換レンズ、コンパクトデジタルカメラの新製品を展示。展示品を写真に収める来場者の姿も多く見られた。

ガラスケース内に新製品を展示していた。写真は11月発売のAF-S NIKKOR 35mm F1.4 G（右）と、9月発売の「AF-S NIKKOR 85mm F1.4 G」（左）	左から「AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6 G（IF）」、「AF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6 G ED VR」

9月発売の「AF-S NIKKOR 24-120mm F4 G ED VR」（右）と、従来モデルの「AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm F3.5-5.6 G IF ED」（左）	クリップオンストロボも展示。中央が11月下旬発売の「SB-700」。左は「SB-600」、右は「SB-900」

D7000のマグネシウム合金ボディ	クローズアップ撮影用のストロボ装着例も用意

コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」シリーズも一同に展示	ニコンダイレクトの製品は実際に手に取れる。新製品も用意

　また、線路に面した窓側には望遠レンズやフィールドスコープに装着したカメラの体験コーナーを設置。来場者は前を通る鉄道などを被写体に試写していた。

望遠レンズの体験コーナー	EDGシリーズの双眼鏡や携帯型実体顕微鏡「ファーブルフォト」など、ニコンビジョンの新製品も体験できる

　スクリーンを備えるステージでは、プロカメラマン4名によるセミナーを随時開催。東京会場の講師は阿部秀之氏、中井精也氏、茂手木秀行氏（順不同）。大阪会場ではBOCO塚本氏も加わり、セミナーを行なう。初回のセミナーには開始前から多くの来場者が詰めかけていた。

開場直後のセミナーステージ前	阿部秀之氏がD7000の特徴を作例とともに紹介していた

D7000の作例は会場の壁面にも	「Nikon with NASA」のビデオも初公開。歴代のNASA採用ニコンカメラを展示

秋葉原UDX内のディスプレイにNikon Digital Live 2010とD7000の映像を表示していた

【2010年10月18日】画像のキャプションにおける「『D3100』と同じく9月に発売した交換レンズも用意。左は『AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR』、右は『AF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6 G ED VR』」との誤記を、「左から『AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6 G（IF）』、『AF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6 G ED VR』」に訂正しました。