ニコン、フルHD記録対応の「COOLPIX S8100」を海外発表


 ニコンは8日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S8100」を米国で発表した。米国では9月末に299.95ドルで発売する。国内での発売は未定。カラーはゴールド、レッド、ブラック。

COOLPIX S8100(ゴールド)COOLPIX S8100(レッド)
COOLPIX S8100(ブラック)

 現行の「COOLPIX S8000」の後継モデルと見られるモデル。1,210万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用した。COOLPIX S8000は、1,420万画素のCCDだった。35mm判換算の焦点距離30-300mm、F3.5-5.6の10倍ズームレンズや約92万ドットの3型液晶モニターも引き継いだ。

 新たに画像処理エンジン「EXPEED C2」を搭載。フルHD(1080p)での動画撮影にも対応した。S8000の動画は720pだった。ステレオ録音が可能。モードダイヤルも備える。

 夜景撮影で5枚を連写して組み合わせることで、低ノイズでの撮影が可能という。光学式手ブレ補正機構「VR」も搭載する。最高感度はISO3200。フル解像度で約10コマ/秒、最大5コマまでの高速連写もできる。

 電源は「EN-EL12」。本体サイズは104×59.2×29.9mm、バッテリーとメモリーカードを含む重量は約209g。

【2010年9月9日】フル画素での最大連写コマ数を5コマ/秒と記載していた点を、10コマ/秒に改めました。また、本体サイズおよび重量を104×59.5×29.9mm、約180gと記載していた点を、104×59.2×29.9mm、約209gにそれぞれ修正いたしました。

(本誌:武石修)

2010/9/8 16:04