富士フイルム「X-H2S／X-H2」のセキュリティが強化　縦位置グリップも更新

対象の1機種「X-H2S」

富士フイルムは12月2日（火）、ミラーレスカメラ「X-H2S」「X-H2」と縦位置グリップ「FT-XH」のファームウエアをアップデートした。バージョンはX-H2Sが7.30、X-H2が5.30、FT-XHが2.30となる。

今回の更新では、カメラとスマートフォンアプリまたは外部機器との無線通信時のセキュリティが強化された。FT-XHについてもX-H2SおよびX-H2との組み合わせで外部機器との無線接続時のセキュリティが向上する。

セキュリティ強化に伴い、X-H2SとX-H2では機能の一部が変更される。スマートフォンとのペアリング手順が新しくなるほか、撮影設定や動画設定、再生メニューにあった「ワイヤレス通信」項目が削除される。同様に、ファンクションボタンやISOボタンに割り当て可能だった「ワイヤレス通信」機能も削除対象となる。

また、instaxプリンターとの連携機能も見直され、セットアップメニューの「instaxプリンター接続設定」と再生メニューの「instaxプリンタープリント」が削除された。