オリンパス、八王子新市民会館を「オリンパスホール八王子」と命名


オリンパスホール八王子(八王子新市民会館)

 オリンパスは24日、2011年4月にオープンする八王子新市民会館のネーミングライツ(命名権)の取得について八王子市と基本合意したと発表した。これにより、八王子新市民会館の名称は「オリンパスホール八王子」となる。

 オリンパスホール八王子の所在地は、東京都八王子市子安町4-7-1サザンスカイタワー4~10階部分。延べ床面積は約1万300平方mで、最大2,021席を設ける。多摩地域でもトップクラスの座席数としており、各種イベントやコンサートなどを開催していく。竣工は2010年11月で、2011年4月2日にオープンする。

 今回オリンパスは、地域貢献および文化・芸術振興の一環としてネーミングライツを取得した。ネーミングライツの使用期間は10年間。当初5年の命名権料は年額2,500万円。八王子市は6月から法人を対象にネーミングライツを募集していた。

 オリンパスは、1963年に八王子市石川町に八王子事業場(現技術開発センター石川)を設立、また1988年には八王子市久保山町に技術開発センター宇津木を開設している。現在約3,600名の社員が在籍し、オリンパスグループにおける研究開発の拠点となっている。

オリンパスホール八王子のロゴ



(本誌:武石修)

2010/8/24 15:30