国連開発計画・オリンパス・AFP財団による写真コンテスト第2回が開催


第1回の作品展「Picture This:Caring for the Earth 世界を写そう『地球のことを考える』」は、オリンパス本社が所在するビルで開催。(左から順に)紺野美沙子氏、ヘレン・クラークUNDP総裁、菊川剛オリンパス社長が初日にテープカットを行なった

 国連開発計画(UNDP)、オリンパス株式会社、AFP財団は17日、写真コンテスト「世界を写そう:私たちは貧困を終わらせる」を開催すると発表した。応募締切は7月16日。

 今回で2度目となるUNDPの写真コンテンスト。2015年までに貧困を半減することなどを定めたミレニアム開発目標(MDGs)を達成するため、世界各地で行われている感動的な取り組みを伝えることを目的とする。

 MDGsは、2000年9月に国連ミレニアムサミットで採択された国際社会の開発目標。「極度の貧困と飢餓の撲滅」、「普遍的初等教育の達成」、「ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上」、「乳幼児死亡率の削減」、「妊産婦の健康の改善」、「HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止」、「環境の持続可能性の確保」、「開発のためのグローバル・パートナーシップの推進」といった8つの目標からなる。

 プロ、アマ両部門から上位3作品を表彰する。1人3作品まで応募が可能。応募先は、Webサイト「Picture This-We Can End Poverty」

 審査員は、UNDP親善大使のアントニオ・バンデラス氏、写真家のアレクサンドラ・アヴァキアン氏、ジョン・アイザック氏、国連写真部門チーフのマーク・ガーテン氏、AFP通信ニューヨーク支局長パオラ・マッサーナ氏(予定)。

  • 名称:世界を写そう:私たちは貧困を終わらせる(英文タイトル:Picture This-We Can End Poverty)略称Picture This
  • 応募作品:MDGsのいずれかの目標を達成するために、主に途上国で行われている取り組みを撮影したデジタル写真
  • 応募締切:2010年7月16日東海岸時間23時59分
  • 応募先:Picture This-We Can End Poverty
  • 応募カテゴリー:プロ部門、アマチュア部門に1人3作品まで応募可。


(本誌:折本幸治)

2010/5/17 15:21