オリンパス、新ソフト「OLYMPUS Viewer 2」を5月上旬に公開

〜「ジオラマ」「クロスプロセス」がE-P1でも可能に

 オリンパスは15日、RAW現像に対応する画像管理ソフト「OLYMPUS Viewer 2」を5月上旬に無償で公開すると発表した。詳細な日程は後日Webサイトで告知するとしている。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4.11〜10.6。

サムネイル表示ライトボックス画面

 従来の添付ソフト「OLYMPUS Master 2」および有料のRAW現像ソフト「OLYMPUS Studio 2」に替わるもので、アートフィルター効果を加えたRAW現像や、人物の肌をなめらかにする「eポートレート」、動画のカットや結合などの機能を継承している。

 また、新機能として3月5日に発売した「オリンパス・ペンライトE-PL1」のRAW現像に対応。E-PL1で撮影したRAWデータに、E-PL1が搭載するアートフィルター「ジェントルセピア」を適用できるようになった。

 加えて、「オリンパス・ペンE-P1」で撮影したRAWデータは、「オリンパス・ペンE-P2」で追加された「ジオラマ」と「クロスプロセス」のアートフィルターを適用して現像することができる。

RAW現像画面編集画面

 なお、OLYMPUS Viewer 2の公開に伴い、OLYMPUS Studio 2は4月27日をもって製品版のライセンス販売および体験版ダウンロードサービスを終了する。

 オリンパス・ペンライトE-PL1には、撮影画像を撮影日・人物・位置情報などで管理できる画像ソフト「ib」が付属するが、同社では写真の選別・編集およびRAW現像作業を重視するユーザーや、Mac OSを利用するユーザーに対して新しいOLYMPUS Viewer 2の導入を推奨している。

(本誌:鈴木誠)

2010/4/15 16:13