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【CP+2025】「ニコンZ」でDタイプAFニッコールのAFが動作
一眼レフ用レンズを有効活用 焦点工房ブースで出展中
2025年3月1日 09:19
CP+2025の焦点工房ブースでは、MonsterAdapterの新型マウントアダプター「LA-FZ1」が展示されていた。2025年夏の発売で、参考価格は5万9,000円。
ニコンFマウントレンズをニコンZマウントボディで使用するアダプター。AF駆動用モーターを内蔵しているためモーター非内蔵のAFニッコールレンズ(いわゆる”Dタイプニッコール”など)でAFが可能。
先行して2024年にリリースされた同様のニコンレンズをソニーEマウントボディでAF動作させる「LA-FE2」は、モーター非内蔵AFニッコールを対応ボディ以外でAFできるとあって大いに話題となった。
今回はそのニコンZ版。時代は違えど同じニコンのレンズとボディでAFができるとあって、実機を試す来場者が多く見られた。
試したところ本来の合焦速度と同じまでは行かないが、実用的に使えそうなスピードだった。
LA-FZ1と同様の機能を持ったアダプターは、今のところニコンからはリリースされておらず、対象レンズを持っているニコンZユーザーには朗報となった。
画面の広い範囲で像面位相差AFが使用可能という。また顔検出、瞳AF、ボディ内手ブレ補正機構にも対応しているとのこと。ただしモーター内蔵のAF-P、AF-S、AF-IニッコールでAFはできないようだ。