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【CP+2025】マルミ光機、星にピントを合わせるための「フォーカスエイドフィルター」を参考出品

マグネット式でピントズレを防ぐ

CP+2025ののマルミ光機ブースでは「フォーカスエイドフィルター」を参考出品していた。価格は未定。夏までの発売を目指しているという。

天体写真の撮影で星にマニュアルフォーカスでピントを合わせるためのフィルター。撮影時は取り外す。天体撮影では細かいピント合わせが必要になるほか、ノイズの影響でピントのヤマが確認しにくいという。

ピント合わせに適した特殊なパターンになっているという
フィルターの概要

このフィルターを使うことで、光条がはっきりしたところがピントの山だとわかりやすくなるとのこと。

開放F2.8程度までのレンズに適しているとのこと。開発に当たっては星景写真家の北山輝泰さんが関わっているそうだ。

ピントが合っていないとき
ピントが合ったとき

同様のフィルターは他社からもねじ込み式で出ているそうだが、本レンズはマグネット式なので簡単に外せるほか、着脱に伴うピントのズレが起きにくいという。

また、ソフトフィルターなど天体撮影で使用する他のフィルターもマグネット式でラインアップされているため扱いやすいとしている。

1981年生まれ。2006年からインプレスのニュースサイト「デジカメ Watch」の編集者として、カメラ・写真業界の取材や機材レビューの執筆などを行う。2018年からフリー。