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【CP+2025】OM SYSTEMブースで野鳥撮影を疑似体験…注目の「OM-3」もタッチ&トライコーナーを設置

CP+2025のOM SYSTEMブースは、野鳥・自然・マクロをテーマとした体験コーナーを展開する。発売を控えたカメラやレンズも多くあり、来場者で賑わっていた。

大きなトピックはやはり「OM SYSTEM OM-3」の存在だろう。そのデザインから発表時より多くの注目を集めたモデルだが、それを目当てに訪れた人が多かったようだ。先述した体験コーナーとは別に、特設コーナーを用意している。

OM SYSTEM OM-3

操作系では背面に備えた「CP」ボタンが特徴のひとつとなっている。これは同社が力を入れているコンピュテーショナルフォトグラフィの機能にワンアクションでアクセスできるというもので、OM-3で初めて搭載された機構だ。

コンピュテーショナルフォトグラフィにはハイレゾショットのほか、深度合成やライブND機能などを備えており、作品作りの幅を広げてくれるものとなっている。

この機能にアクセスするためには、これまでであればメニュー画面の階層を潜っていくことが必要だったのだが、このボタンのおかげでアクセスしやすくなった。より多くの人がこの機能に触れやすくなったのではないだろうか。

背面に「CP」ボタンを備える

OM-3の特設コーナーでは、同じく新製品の単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 lI」と「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II」の2本も試すことが出来る。

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIとの組み合わせも良いバランスだ
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 lI
1972年に登場したOM-1。このモデルから設計思想を継承したのがOM-3

もうひとつ注目の新製品は、超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II」だ。こちらは野鳥コーナーに、OM SYSTEM OM-1 Mark IIに装着された状態で展示されている。

“II型”に進化を遂げたモデルだが、トピックは手ブレ補正の強化だという。5軸シンクロ手ブレ補正機構を新たに搭載し、対応機種との組み合わせで最大7.0段分の手ブレ補正効果を持つ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II
望遠端にした様子
OM SYSTEMオリジナル カモフラージュレンズカバーを装着したモデルも
ドットサイトを組み合わせたモデルも展示しており、その使用感を試すことが出来る
体験コーナーでは野鳥撮影を疑似体験できる

ブースでは来場特典としてオリジナルカメラチャームのプレゼント企画も実施している。

本誌:宮本義朗