ニュース
キヤノン、全域F2.8の新スタンダード広角ズームレンズ「RF16-28mm F2.8 IS STM」
2025年1月23日 13:18
キヤノンは、フルサイズセンサー対応のRFマウントレンズ「RF16-28mm F2.8 IS STM」を2月に発売する。直販価格は18万8,100円。
ズーム全域で開放F値F2.8とした大口径広角ズームレンズ。同社が新しいスタンダードレンズとして2024年9月にリリースした「RF28-70mm F2.8 IS STM」(以下、RF28-70mm F2.8)と同じく、高画質でありながら小型・軽量サイズの両立を製品コンセプトとする。
RFレンズラインアップには、前出のRF28-70mm F2.8が登場するまで、いわゆる高級ラインを意味する「Lレンズ」以外で開放F2.8のモデルが存在していなかった。今回の「RF16-28mm F2.8 IS STM」とあわせて、“非Lレンズ”でも高画質で、手の届きやすい大口径レンズの選択肢が用意された。
外形寸法は約φ76.5×91.0mm、質量は約445g。これは約φ76.5×92.2mm・約495gのRF28-70mm F2.8とほぼ同等。ISユニットの小型化により、レンズ本体を小型化した。
レンズ構成は13群16枚。そのうち特殊レンズとして非球面レンズ1枚とUDレンズ4枚を使用している。広角レンズ特有の収差を抑えるため、RFレンズでは最大径というレプリカ非球面レンズを前面に配置。歪曲収差補正をカメラ本体側の機能で補うことで、画面全体の高画質化と光学系の小型化を両立したという。
レンズ単体で最高5.5段分の補正効果を有する手ブレ補正機構を搭載。対応カメラとの協調制御では中央8.0段、周辺7.5段分の補正効果を実現した。
そのほか、フォーカスブリージング補正機能を搭載している。
- 焦点距離:16-28mm
- 明るさ:F2.8
- 最短撮影距離:0.2m(28mm時)
- 最大撮影倍率:0.26倍(28mm時)
- レンズ構成:13群16枚
- フィルター径:67mm
- 絞り羽根枚数:9枚
- 外形寸法:約φ76.5×91.0mm
- 質量:約445g