ニュース

Peak Designからアウトドア仕様のバックパック

ダブルファスナー採用のスリングバッグも

Outdoor Backpack 45L エクリプス

銀一株式会社は、Peak Design(ピークデザイン)のカメラバッグシリーズ「Outdoor Line」を1月15日(水)に発売する。

バックパックとスリングバッグを用意。それぞれ、2サイズで展開する。

Outdoor Backpack 45L

ブラック
エクリプス
クラウド

インナーフレームを内蔵し、容量を34.5Lから45Lへ拡張できるロールトップ式のバックパック。

同社の「Travel Duffel」などと同様、別売のカメラキューブ、パッキングキューブ、ポーチ類などを装着できるモジュールシステムを採用する。

メインコンパートメントには、ラージサイズのカメラキューブ×1、またはミディアム×1+スモール×1のカメラキューブが3ユニットまで収納可能。メインコンパートメントへは背面からアクセスできる。

上部の開口部には、ワンアクションで開閉できる「Ultra Cinch」を採用。素早く中身が取り出せるという。

バッグ背面のスリーブには、MacBook Pro 16インチサイズまでのノートPCや、3Lまでのハイドレーションが収納でき、バッグ上部にはチューブを出すためのハイドレーションホールを備える。

外側の生地には、100%リサイクル素材「Terra Shell 210D リップストップナイロン」を採用。軽さと耐久性のバランスに優れ、耐候性があるとする。また、前面と底部にはTPUコーティングを施した生地を使用し、防水性および耐摩耗性を強化した。

背面とショルダーストラップには、通気性のあるナイロンメッシュを使用する。

前面には、耐候性のある「Ultra Zip」を使用したファスナーポケットを、左右1つずつ装備する。なおポケットには、Xスモールまたは、XXスモールのウルトラライトパッキングキューブが収納可能。前面と両側面に合計5つある「Flex Pockets」には、ハイドレーションや水筒、三脚、トレッキングポール、ジャケットなどが収納できる。

Peak Designの「Cord Hook システム」と「Cord Rails」に対応しており、対応するアクセサリーやポーチを取り付けられる。

  • 容量:34.5~45L
  • 外形寸法:31×17×56~78cm
  • 内形寸法:30.5×16.5×55.5~77.5cm
  • 重量:1.55kg(ヒップベルトなし)、1.8kg(ヒップベルト含む)
  • 対応サイズ:背面長43~50cm、腰回り61~132cm
  • 収納ユニット数:3ユニット+ロールトップ拡張スペース
  • 同梱品:コードフックギアループ×4、コードフックエクスターナルキャリーコード×2、スターナムストラップ×2、キーテザー×1、ヒップベルト×1(左右1セット)
  • カラー:ブラック、エクリプス、クラウド
  • 価格:6万3,800円

Outdoor Backpack 25L

ブラック
エクリプス
クラウド

容量を20Lから25Lへ拡張できるロールトップ構造を採用したフレームレスのバックパック。

基本性能は「Outdoor Backpack 45L」と同様ながら、合計5つあった「Flex Pockets」が3つとなっているほか、アウトドアヒップベルトが別売へと変更。

また、メインコンパートメントのカメラキューブの対応サイズが、Sミディアム(1.5ユニットまで)となっている。

なお、ミディアムサイズおよびラージサイズのカメラキューブには対応せず、ロールトップ拡張スペースには、Xスモールサイズのカメラキューブが収納できる。

  • 容量:20~25L
  • 外形寸法:28×15×48.5~66cm
  • 内形寸法:27.5×14.5×48~65.5cm
  • 重量:1.15kg
  • 対応サイズ:背面長43~50cm
  • 収納ユニット数:1.5ユニット+ロールトップ拡張スペース
  • 同梱品:コードフックギアループ×2、コードフックエクスターナルキャリーコード×2、スターナムストラップ×2、キーテザー×1
  • カラー:ブラック、エクリプス、クラウド
  • 価格:4万9,500円

Outdoor Sling 7L

ブラック
エクリプス
クラウド

別売のカメラキューブ(Xスモール)と組み合わせることで、アウトドア向けの軽量・コンパクトなカメラバッグとして運用できるスリングバッグ。

外側の生地には、耐候性のある100%リサイクル素材「Terra Shell 210D リップストップナイロン」を採用。背面には、通気性のあるナイロンメッシュを使用する。

メインコンパートメントの開閉はダブルファスナー仕様とし、それぞれに耐候性のある「Ultra Zip」を採用する。

前面のポケットには、同社のエブリデイキーテザーを装備。背面にはスマートフォンやサングラスを収納できるマグネット式ポケットを備える。また内側にはファスナー式のポケットに加え、小物の収納を意識した小型のポケットを複数備える。

底面には、ジャケットや三脚などくくりつけるためのコードフックギアループを装備。荷物が少ないときはコードギアループを絞り、バッグ底部を小さくすることもできる。

「Cord Hook」で本体に留めらたパッド付きショルダーストラップは、右肩掛け・左肩掛けの変更が可能。長さを調節すれば、ウエストバッグスタイルにもできる。

その他ショルダーストラップには、ずれを防ぐスタビライザーストラップが装着できる。

カメラキューブ(X スモール)との組み合わせ例
  • 容量:7.5L
  • 外形寸法:35×11×22cm
  • 内形寸法:34.5×10.5×21.5cm
  • 重量:335g
  • 同梱品:コードフックギアループ×2、コードフックスタビライザーストラップ×1、エブリデイキーテザー×1
  • カラー:ブラック、エクリプス、クラウド
  • 価格:1万9,800円

Outdoor Sling 2L

ブラック
エクリプス
クラウド

「Outdoor Sling」の容量2L版。基本構造は「Outdoor Sling 7L」と同等ながら、カメラキューブの収納には対応しない。予備バッテリーやメモリーカード、各種ケーブルなどを携行する際に便利な小型サイズとなる。

パッド付きショルダーストラップは取り外しが可能なほか、長さの調節でウエストバッグスタイルへと運用スタイルが変更できる。また、アウトドアバックパックのショルダーストラップに取り付けて、チェストポーチとして利用することも可能。

  • 容量:2L
  • 外形寸法:28×15×7cm
  • 内形寸法:27.5×6.5×14.5cm
  • 重量:177g
  • 同梱品:エブリデイキーテザー×1
  • カラー:ブラック、エクリプス、クラウド
  • 価格:1万3,200円

Outdoor Hip Belt

「Outdoor Backpack 45L」に採用されているヒップベルトの単体モデル。

「Outdoor Backpack」シリーズに対応しており、程よいクッションと体にフィットする形状で、荷物が重い場合でも肩にかかる負荷を軽減できるようになる。

ベルト部分には、ジッパーポケットとスリットポケット、キャプチャー取り付けポイントを備える。

  • 外形寸法:30×1×10cm
  • 重量:250g
  • 価格:9,900円

Rain Fly 45L/25-30L

Rain Fly 45L

防水性に優れた「Terra Shell 50Dリップストップナイロン」生地を使用し、静水圧2,000mmのコーティングを施したレインカバー。

「Rain Fly 45L」は、「Outdoor Backpack 45L」や「Travel Backpack 45L」などに対応。「Rain Fly 25-30L」は「Outdoor Backpack 25L」「Travel Backpack 30L」「Everyday Backpack 30L」などに対応する。

生地の縫い目はテープ加工が施され、底部には水抜き穴を備えている。

また、ドローコードを締めることでバッグにフィットし、使用しない場合は一体型のファスナー付きメッシュポーチに収納可能。「Cord Hook」でバックパックに吊り下げて携行できる。

  • 外形寸法(装着時/収納時):32×20×66cm/18.5×15cm(Rain Fly 45L)、26×18×55cm/16×14cm(Rain Fly 25-30L)
  • 重量:91.7g(Rain Fly 45L)、73.5g(Rain Fly 25-30L)
  • 価格:6,600円

Rain Fly 25-30L
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。