EOS R5 Mark IIが初の首位獲得／EOS R6 Mark IIとワンツーフィニッシュに

シュッピン株式会社は10月15日（火）、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2024年9月1日（日）～9月30日（月）の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

EOS R5 Mark II

1位：EOS R5 Mark II
2位：EOS R6 Mark II
3位：X-T5
4位：α7C II
5位：X-T50
6位：Zf
7位：GR III
8位：α7 IV
9位：DJI Osmo Pocket 3
9位：Z6III

前回、発売月となる8月のランキングで3位だったキヤノンの「EOS R5 Mark II」が、初の首位獲得となった。当初はメーカーからの供給不足もあったが、9月には数回の入荷があったという。しかし、それでもまだ予約数には足りていない状況で、長期の入荷待ちも予想されるとしている。2位には「EOS R6 Mark II」がランクインしており、キヤノンがワンツーを飾った。

富士フイルムの「X-T5」は、前回の1位から2ランクダウンの3位で着地。入荷も安定している状況という。Map Cameraでは「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」とのレンズキットの売れ行きが好調という。同じく富士フイルムから、5位に「X-T50」もランクインしている。

7位にはリコーイメージングのレンズ一体型カメラ「GR III」がランクイン。現在、予約注文が受けられない状況にあるGRシリーズ。Map Cameraでは入荷があり次第、注文を受け付けて販売する形になっているという。同シリーズがランキング入りしたのは2024年3月のGR IIIx以来。

同数9位に入ったのは「DJI Osmo Pocket 3」。2024年4月以来のランクインとなった。店頭では外国人が購入するケースが多いという。

中古デジカメ販売月間ランキング

α7 III

1位：α7 III
2位：EOS R5
3位：Zf
4位：Z6
5位：α7 IV
6位：Zfc
7位：OM-1
8位：X-T5
9位：Z5
10位：α6400
10位：Z6II
10位：Z50
10位：GR IIIx

ソニーの「α7 III」が8カ月連続で中古部門1位を獲得した。5位に「α7 IV」、同数10位に「α6400」と、ソニー機は計3機種がランクインしている。

2位はキヤノンの「EOS R5」。前回の7位から大きく順位を上げた。新型モデルの登場により、下取交換などで中古商品数が増えたことで価格帯も下がっているという。シュッピンは「このままα7 IIIの牙城を崩すところまでいくか」とコメントしている。

ニコンは中古部門で最多6機種がランクイン。新品部門でニコンから唯一ランク入りしたZfは、中古部門でも前回の4位から1つ順位を上げている。

今回のランキングでは同数10位に4機種が名を連ねた。なかでも、新品の入荷が少ない「GR IIIx」は、Webに中古商品情報が掲載されるや否やすぐに売れてしまうほどの争奪戦になっているという。