ニュース
日本人の半数以上が有給休暇取得に「罪悪感」 エクスペディアのワークライフバランス調査で
2024年7月1日 13:42
エクスペディアは7月1日(月)、2023年「有給休暇の国際比較調査」の調査結果について第2弾の発表を行った。今回は、有給休暇を実際に取得する際の「罪悪感」や、上司との関わりがテーマとなっている。
世界中のワークライフバランスの実態を調べる目的で、2000年から同社が継続している調査。6月20日(木)には第1弾として、有給休暇の取得率に関する調査結果を発表していた。
日本人の半数以上が「罪悪感」
日本で働く人の53%が、有給休暇を取得する際に「仕事をカバーしてくれる同僚に罪悪感がある」と回答。香港(61%)、シンガポール(55%)に次ぐ3番目に多い数字となった。
また、2024年に取得予定の有給休暇の日数について、「2023年と同じ程度の日数」と回答したのが52%、「わからない」と回答したのが21%だった。罪悪感の影響により、休暇取得にあまり積極的ではないようだと同社は分析している。
自身の上司が休暇取得に協力的かについて、61%が「協力的である」と回答した。2020年をピークに2021年には減少したものの、そこからは2年連続で上昇している。
「部下の休暇取得を承認する立場にある人」を対象にした質問では、92%が「休暇を申請されたら柔軟に対応する」と回答した。