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ワイドフォーマットフィルムの“チェキ”「instax WIDE 400」

instax miniの約2倍のフィルムサイズ セルフタイマーを搭載

富士フイルム株式会社は、instax“チェキ”のアナログインスタントカメラ「instax WIDE 400(フォーハンドレッド)」を7月19日(金)に発売する。店頭想定販売価格は税込2万3,100円前後。

2014年発売の「instax WIDE300」の後継モデル。フィルムにはinstax WIDEを採用する。instax WIDEフィルムはカードサイズのinstax miniフィルムと比べて、約2倍の大きさを有し撮影範囲が広く、グループショットや風景写真に最適としている。

従来機との違いはセルフタイマーを搭載した点。フロント面にレバー式のセルフタイマーとLEDライトを設け、最大10秒までのタイマーが設定できる。シャッターボタンを押すとタイマーが開始し、2秒ごとにLEDランプが消灯する。

セルフタイマーを搭載。レバー式でその横にはカウントダウン用のLEDライトを用意

レンズを回転させて電源を投入。あとはシャッターを押すだけという簡単操作も特徴の1つとしている。

風景など3m以上離れたものを撮影する時に使用する遠景モードも搭載。カメラの最短撮影距離は0.9mだが、同梱の接写レンズを使用することで最短0.4mの接写にも対応する。

製品にはカメラの角度を調整するアクセサリーを同梱。ストラップ固定しておき、被写体の高さに合わせて2段階で角度を付けることができる。

電源は単3型アルカリ電池×4本。底面には三脚穴を備える。

外形寸法は162×98×123mm。重量は616g(電池、ストラップ、フィルム、接写レンズ除く)。

本体と同色の収納ケースも同時発売する。店頭想定販売価格は税込4,400円前後。

本誌:佐藤拓