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「LUMIX S5II/S5IIX」のメジャーアップデートが公開…プロキシ記録・SHプリ連写機能の追加など

LUMIX S5II

パナソニックは4月22日(月)、フルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S5II」および「LUMIX S5IIX」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は前者がVer.3.0、後者がVer.2.0で更新内容は共通。

4月11日(木)に予告していた大型アップデート。プロキシ記録機能やSHプリ連写機能に追加したほか、Adobe社が提供する「Frame.io Camera to Cloud」に対応した。このほか被写体の自動認識や手ブレ補正機能が強化されている。

更新内容(LUMIX S5II/S5IIX共通)

「Frame.io Camera to Cloud」に対応しました。
  • カメラをWi-Fi経由でインターネットに接続することで Frame.io のプラットフォームへ静止画や動画を直接アップロードが出来るようになりました。
     *「Frame.io Camera to Cloud」のすべての機能を保証するものではありません。
プロキシ記録機能の追加
  • 動画撮影時に、低ビットレートのプロキシ動画を同時に記録することが出来るようになりました。

SHプリ連写機能を追加
  • SH連写時、シャッターボタンを半押ししてから全押しするまでの間も、設定した時間分の画像を記録できる、SHプリ連写機能を追加しました。

自動認識の強化
  • 人体認識の追従性や認識性能を向上させました。
  • 動物認識時の部位に動物の瞳認識が出来るようになりました。
  • 自動認識対象に自動車、バイク認識を追加しました。

手ブレ補正機能の強化
  • 歩き撮りなどブレが大きいシーンで、より強力な電子手ブレ補正効果が得られる、電子手ブレ補正(動画)の設定値「強」を追加しました。
  • 広角レンズ使用時に発生しやすい、動画撮影中の周辺歪み補正機能を追加しました。

その他性能改善
  • ライブビューコンポジット撮影時に、条件によって赤紫などの着色が発生する現象を改善しました。
  • 動作安定性を向上させました。

仕様変更に関する詳細は、こちらから取扱説明書をダウンロードください。

DC-S5M2のアップデートプログラム

本誌:宮本義朗