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富士フイルム「GFX100 II」に最新ファームウェア アプリでシャッター回数が確認できるなど

FUJIFILM GFX100 II。フジノンレンズ GF55mmF1.7 R WRを装着

富士フイルムは3月14日(木)、ミラーレスカメラ「GFX100 II」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は2.0.0。

主な更新内容は、「FUJIFILM XApp」の「機材」管理機能に対応したこと。具体的には「生涯撮影回数」「メカニカルシャッター回数」「バッテリー劣化度」といった情報の表示に対応する。また、前回のセンサークリーニングからどれだけ日数が経ったかも確認可能だ。

その他、セットアップメニューの項目の1つとして、「ファームウエアアップデート」が用意されるようになった。新しいファームウェアが入ったメモリーカードをカメラに入れ、「セットアップメニュー」の「基本設定」からファームウェアのアップデートが行える。

ちなみに、従来からの更新方法(DISP/BACKを押しながらカメラを起動、もしくはアプリケーション経由でアップデート)も引き続き利用できる。

その他、軽微な不具合を修正したという。

「FUJIFILM GFX100 II」は、ラージフォーマットのミラーレスカメラGFXシリーズのフラッグシップに位置づけられる製品。前モデルからイメージセンサーを新開発の「GFX 102MP CMOS II HS」に変更、画像処理エンジンも最新の「X-Processor 5」に切り替わった。画素数は1億200万。オートフォーカスについても強化を謳う。発売は2023年9月。実勢価格は127万円前後(税込)。

本誌:折本幸治