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池袋駅・山手線ホームの発車メロディに「ビックカメラのテーマソング」が採用…記念キャンペーンも

女子ソフトボール上野由岐子投手が1日駅長に

左からSuicaのペンギン、Kanako氏(「ビックカメラのテーマソング」歌唱担当)、名澤正也氏(株式会社ビックカメラ ビックカメラ池袋本店店長)、秋保徹氏(株式会社ビックカメラ 代表取締役社長)、上野由岐子氏(ビックカメラ女子ソフトボール高崎 BEEQUEEN)、竹島博行氏(東日本旅客鉄道株式会社 執行役員マーケティング本部副本部長)

JR池袋駅・山手線ホーム(内・外回り)の発車メロディに、「ビックカメラのテーマソング」が採用された。3月1日(金)の始発から流れている。今のところ期間は設けられておらず、当分の間、この聞き馴染みのあるメロディが乗客を出迎え、そして見送ることになる。

実際の発車メロディ(株式会社ビックカメラ提供素材)

1978年に、池袋駅北口(当時)に第1号店を構えて創業したビックカメラ。創業から半世紀近く、池袋の街の発展とともに成長してきたという同社は、日本全国に店舗網を広げながらも、池袋への特別な想いから本店および本社をこの街に置き続けてきた。2022年6月には豊島区とのパートナーシップも締結しており、さらなる地域の発展に貢献していく姿勢を見せている。

ビックカメラ 池袋本店

今回、発車メロディに採用された「ビックカメラのテーマソング」は、昨年リニューアルをしたもの。池袋のシンボル「いけふくろう」や、池袋の発展に寄与してきたという“池袋駅の8路線”を歌詞に取り入れ、「思わず口ずさみたくなるようなリズミカルなメロディに乗せ、聞いた方に池袋を身近に」感じてもらえる曲に仕上げたという。

このテーマソングのリニューアルに、数年がかりで取り組んだというビックカメラ。社員でアイデアを出し合い、納得のいく曲の完成までには時間を要したそうだ。池袋の街も大きく変わっていく中で、同社自身もそれとともに新しく生まれ変わっていく。新たなテーマソングにはそういった強い想いも込められている。

同日に開催した発車メロディ採用の記念セレモニーには、ビックカメラ女子ソフトボール高崎 BEE QUEENに所属する上野由岐子投手も、池袋駅の一日駅長として駆け付けた。

ビックカメラ女子ソフトボール高崎 BEE QUEEN・上野由岐子投手

球場では、ビックカメラの曲が流れると子どもたちも大きな声で歌って応援してくれるのだそう。上野投手は、テーマソングが発車メロディに採用されたことで「日頃電車を利用している方々も、グラウンドに来られた際には一緒に口ずさんで応援していただけたら嬉しいなと思います」とコメントした。

上野一日駅長の「出発進行!」の合図で、発車ベルが披露された

株式会社ビックカメラ代表取締役社長の秋保徹氏は、ホームに流れるテーマソングを聞いて感慨深い気持ちになったという。発車メロディの採用については、ビックカメラからJR東日本や池袋駅に対して長年“ラブコール”を送っていたのだそう。家電量販店のライバルが多くひしめく池袋だが、競合他社と切磋琢磨しながらも、ビックカメラもどんどん進化していけるのではないかと、秋保氏は意気込みを語ってくれた。

株式会社ビックカメラ代表取締役社長 秋保徹氏
テーマソング歌唱担当のKanakoさん。リニューアルした楽曲を歌ってくれた。「早口で難しい曲ですが、間違えずに謳えた時の爽快感を皆さんにも味わっていただきたいです」とコメント
セレモニー終了後、池袋駅東口前で自らティッシュ配りをする上野一日駅長。終始笑顔で利用客とコミュニケーションをとる様子が見られた

Suicaでお買い物キャンペーン

テーマソングが発車メロディに採用されたことを記念して「Suicaでお買い物キャンペーン」を開催する。期間は3月31日(日)まで。

セレモニーにはSuicaのマスコットキャラクター「Suicaのペンギン」も登場した

期間中、Suicaなどの交通系電子マネーで、累計3,000円以上購入すると豪華景品が当たる抽選に参加できるというもの。ビックカメラグループの池袋地区限定としている。

景品には、5万円分のビックカメラギフトカード(10名)、ホテルメトロポリタンのペア食事券(10組20名)、サンシャイン水族館ペアチケット(30組60名)などが用意されている。

本誌:宮本義朗