ニュース

2024年の「第1回桜の開花予想」発表…今年は“平年並みか平年より早い”

日本気象株式会社は1月10日(水)、2024年の「第1回桜の開花・満開予想」を発表した。今シーズンは、全国的に平年並みか平年より早い開花が予想されるという。

北海道から鹿児島まで、約1,000か所のソメイヨシノを対象にした開花予想。今シーズンは全国的に昨年秋の気温が高く推移した影響で、休眠打破の時期が平年より遅れる見込み。一方で、1月~3月も平年より高めの気温が予想されているため、花芽が順調に生長し休眠打破の遅れを取り戻そうとすることで「全国的に平年並みか平年より早い開花」になるという。

全国で最初に開花するのは高知で、3月18日頃になる見込み。次に宮崎が続き(3月20日頃)、関東甲信、東海、九州地方の地点で続々と開花し始める予想となっている。東京の開花は3月23日頃で、平年より1日早く、昨年より9日遅い予想となっている。

同社は、全国約 1,000 か所の開花・満開予想日や開花メーターをWebサイト「お天気ナビゲータ 桜ナビ」(無料)でも公開している。

本誌:宮本義朗