ニュース
アドビ、カラーマッチ機能を搭載した「Photoshop Elements 2024」「Premiere Elements 2024」
2023年10月24日 18:17
Adobeは10月24日、買い切り版の画像編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 2024」と、動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements 2024」を発売した。価格はいずれも税込1万9,580円(アップグレード:1万2,980円)。両方をセットにしたバンドル版は税込2万7,280円(アップグレード:2万680円)。
両ソフト共通で「カラーマッチ」機能が新たに搭載された。プリセットあるいは各自で用意した素材と、編集中の静止画/動画の色相、彩度、明るさを一致させることができる。
Adobe Senseiを活用したリール動画作成機能も追加。Instagram、Facebook、YouTube、TikTok、Snapchat、X(Twitter)、Threadsといったプラットフォームに対応するプリセットを用意している。
このほかUIも刷新しており、フォント、アイコン、ボタン、カラーの見やすさが向上したほか、背景色を切り替える「ライトモード/ダークモード」も備えた。
Adobe Photoshop Elements 2024
ワンクリックでの写真編集を可能とする「クイックアクション」へのアクセスが向上した。背景をぼかす、削除する、肌を滑らかにする、色調を調整する、といった編集が素早くスムーズに実行できるようになったという。
クイックアクションパネルから選択できる「JPEGアーティファクトを除去」は、圧縮されたJPEG画像に特有の歪みやノイズを、Adobe Sensei AIを活用してワンクリックで補正できるとしている。
Adobe Senseiを活用した技術としてはこのほか、ワンクリックで空または背景を選択可能になった。また、有名な芸術作品や人気のアートスタイルにインスピレーションを得た効果を適用できる「アーティスティック効果」も追加されている。
Adobe Premiere Elements 2024
オーディオエフェクト機能が強化された。「リバーブ」、「ボーカル強化」、「ハム音低減」などのエフェクトが適用できる。
このほか、ビーチ、誕生日、クリスマス、落書き、イースター、フィットネス、ハロウィーン、カワイイ、ネオンステッカー、ソーシャルといったグラフィックの追加が可能になった。作品に目を引く演出が加えられるとしている。