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ロモグラフィー、球面収差をコントロールできる交換レンズ。ソフト描写やバブルボケに
2種類の鏡筒、6種類の絞りプレート付属
2023年10月4日 19:00
株式会社ロモジャパンは、ミラーレスカメラ用交換レンズ「Nour Triplet V 2.0/64 Bokeh Control Art Lens」のクラウドファンディングをMotion Galleryで10月5日に開始する。対応マウントはキヤノンRF、ソニーE、ニコン Z。
鏡筒には真鍮製とアルミニウム製の2種類を用意。クラウドファンディングの期間中は25%オフで提供するとしており、割引後の税込価格は真鍮製が4万4,850円、アルミニウム製が3万7,350円。
光学理論の発展に重要な役割を果たした学者として知られるイブン・アル=ハイサムによる研究にインスピレーションを受けたレンズ。球面収差のコントロールに対応し、3つの写りを楽しめるという。
鏡筒に装備されたコントロールノブを動かすことで球面収差の補正レベルの変更に対応。「Bubble」「Classic」「Soft」の3種類を用意して、Bubbleでは補正レベルを強くし、シャボン玉のようなバブルボケ。Classicでは適正の補正レベルで、シャープかつクリアなボケ味。Softでは収差補正を弱くし、ソフトフォーカスを実現する。
そのほか、差し込み式の絞りプレートが6枚付属し、様々なボケ味を楽しめるという。
レンズ構成は3群5枚。マルチコートガラスを使用。鮮やかな色彩と繊細な周辺光量落ちの効果を得られるレンズ設計だとしている。
絞りリングにクリックはなく、動画撮影にも適するとしている。フォーカシングはヘリコイド式を採用している。
主な仕様
- 焦点距離:64mm
- レンズ構成:3群5枚
- 最小絞り:F16
- 絞り:絞り羽根と絞りプレート(6枚)
- 最小イメージサークル:44mm
- 電子接点:なし
- 最短撮影距離:0.6m
- フィルター径:55mm