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生成AI機能搭載の写真編集ソフト「PhotoDirector 2024」

AIによる高画質化、オブジェクト除去、画像拡大などを新搭載

CyberLink Corp.は、写真編集ソフト「PhotoDirector 2024」を9月14日に発表した。同日よりダウンロード版を、10月27日からはパッケージ版を発売する。

カジュアルユーザー向けの機能を特徴とする老舗の写真編集ソフト。新バージョンでは生成AIによる各種機能の実装を売りにする。

ダウンロード版はサブスクリプション契約でも利用できる。

※価格表記はすべて税込

主な新機能

AIオブジェクト除去

対象オブジェクトや背景をAIが解析し、より自然な除去を可能とする機能。

AIの解析により、より自然な除去が可能という

AI画像高画質化

※PhotoDirector 365、PhotoDirector 2024 Ultraで利用可能

AIによる手ぶれ補正、ノイズ除去、アップスケールを同時に適用する機能。

古いデジタルカメラやフィーチャーフォンの写真や、傷・シミのある昔の写真をキレイに補正できるという。

AI手ぶれ補正

※PhotoDirector 365、PhotoDirector 2024 Ultraで利用可能

AIにより写真内のブレているポイント(ピンボケ写真や被写体ブレにも対応)を検出して補正する機能。

AI画像拡大

※PhotoDirector 365、PhotoDirector 2024 Ultraで利用可能

人の顔や風景のディテールを保ったまま4倍に拡大できる機能。

ブラックミストエフェクト

※PhotoDirector 365、PhotoDirector 2024 Ultraで利用可能
光をやわらかく滲ませて、映画のような雰囲気を作り出すエフェクト。

AI画像生成

※PhotoDirector 365で利用可能

生成AI技術を利用して、欲しい画像の説明を入力するだけで画像が生成できる機能(1日に生成できる回数に制限あり)。

水彩画、ビンテージ、白黒など、11種類のスタイルを選ぶことも可能。


ダウンロード版

サブスクリプション

  • PhotoDirector 365 1年版:6,480円

買い切り

  • PhotoDirector 2024 Ultra:9,800円(アップグレード版6,800円)

パッケージ版

  • PhotoDirector 2024 Ultra:1万120円(アップグレード&乗換え版7,150円)
  • PhotoDirector 2024 Standard:4,950円
飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。