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EIZO、外部システムから「ColorNavigator 7」を制御する開発者向けAPI

EIZO株式会社は9月12日、カラーマネージメントソフトウェア「ColorNavigator 7」のAPIをソフトウェア開発者やシステム管理者に向けて提供すると発表した。

外部ソフトウェアやハードウェアから、ColorNavigator 7の各種機能を制御できるプログラムの開発が可能となる。これにより、作業の効率化に加えて、設定ミスによる意図しない色表示のまま制作が進行することなどが防げるという。

現在APIにて使用できるのは、カラーモードの変更、キャリブレーション目標の新規作成、キャリブレーションの実行、調整結果の情報取得といった一部機能。今後は開発を進めて利用できる機能を拡張していく予定だとしている。なお、キャリブレーションの実行はセンサーを内蔵しているColorEdge CGシリーズのみとなる。

通信方式はHTTPプロトコルを採用。ソフトウェア開発者以外にも、システムエンジニアやシステム管理者といった様々なユーザーの利用を見込んでいるという。

本誌:佐藤拓