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FeiyuTech、本体とリモコンが分離するジンバルカメラ「Pocket 3」
2023年8月3日 14:03
株式会社ロア・インターナショナルは8月3日、FeiyuTechブランドのジンバルカメラ「Pocket 3」を発売した。税込価格はカメラとリモコンのセットが6万8,900円。そのほかカメラヘッド単体やコンプリートパックなど用意する。
カメラヘッドとリモコン部分が分離するジンバルカメラ。従来モデルはケーブルを用いた分離だったが、今モデルよりワイヤレスでの撮影に対応した。
カメラヘッドの底部にはマグネットを内蔵しており、様々なアングルに対応。付属の拡張ベースを使用することで、リスト・アームバンドやヘルメットなどに装着可能となる。また1/4インチネジ穴を備えるため三脚でも使用可能。
分離したリモコンには、0.42インチのモニターを搭載するため、離れた位置からカメラヘッドの制御が可能。セルフィーやモトブログ撮影などで活用できるという。またカメラヘッドとリモコンを連結させた状態で、従来通りのジンバルカメラとして使用することもできる。
アクションカメラのように使用できるという4つのモードを搭載しており、追従速度が速く上下左右の動きに最適な「アクティブモード」に加えて「バイクモード」や「自動車モード」、「水中モード」などを用意する。なお水中での使用は、別売りの防水ケースが必要。
撮影性能では1/2.3インチCMOSセンサーを搭載し、有効画素数は1,200万画素。動画は最大4K/60pに対応するほか、静止画では最大4,000×3,000での撮影が可能。レンズはFOV130°の広角レンズを搭載。開放F値は2.0。4倍までのズームに対応する。
バッテリーはカメラヘッド単体で約60分、スマートリモコン連携では最大120分の連続撮影が可能。モバイルバッテリーからの給電にも対応。メモリーカードは最大512GBまでのmicro SD。
専用アプリを用いることで、最大10m離れた場所からの遠隔操作が可能。撮影したデータはアプリを通してスマートフォンに転送できるため、その場で動画編集やSNSシェアに対応する。PCとUSB経由で接続することで、Webカメラとしても利用できる。
主な仕様
- 撮像素子:1/2.3インチCMOSセンサー
- 有効画素数:1,200万画素
- FOV:130°
- 開放F値:F2.0
- 背面モニター:0.42インチ
- 電子シャッター速度:16秒~1/8,000
- 最大静止画サイズ:4,000×3,000
- 写真フォーマット:JPEG/JPEG+DNG
- ジンバル操作可能範囲:-95°to+50°(チルト)、±45°(ロール)、-220°to+40°(パン)
- 最大操作速度:180°/秒
- バッテリー容量:280mAh(カメラヘッド)+750mAh(リモコン本体)