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「写真甲子園2023」が本日開幕…高校写真部19チームが東川町に集結

開会式が行われた東川町環境改善センター(北海道上川郡東川町)

全国の高校写真部・サークルが写真の腕を競う「写真甲子園2023」(第30回全国高等学校写真選手権大会)が7月25日、北海道上川郡東川町で開幕した。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で3年ぶりのリアル開催となった前回大会に続き、今年も全国から予選を勝ち上がった選手たちが“写真の町”に集結した。本格的な競技は7月26日に開始し、7月28日に優勝チームが決まる。

開会式の様子

今大会は、全国11ブロックから予選を勝ち抜いた19チームが参加。3人1組のチーム戦である点も写真甲子園の特徴となっている。東川町を中心とした撮影フィールドで、同一機材・同一条件により課題となるテーマに基づいた作品制作を行う。

審査員は、立木義浩氏(審査委員長)、公文健太郎氏、中西敏貴氏、須藤絢乃氏、鵜川真由子氏、浅田政志氏が務める(順不同)。

審査委員長の立木義浩氏は開会式で「自分のことを信じて、ブレないでやり続けてほしい」と、これからハードな日程を戦う選手たちにエールを送った。

審査委員長の立木義浩氏

写真甲子園(全国高等学校写真選手権大会)は、1994年から全国の高校写真部・サークルを対象に開催されてきた競技会。新しい活動の場や目標、出会い・交流の機会を提供し、学校生活の充実と特別活動の振興に寄与することを目的としている。

選手たちの緊張した表情

本戦大会出場校

北海道ブロック

白樺学園高等学校(初出場)

東北ブロック

青森県立弘前南高等学校(2年ぶり5回目)

北関東ブロック

栃木県立栃木工業高等学校(11年ぶり6回目)
城北埼玉高等学校(初出場)

南関東ブロック

神奈川県立逗子葉山高等学校(2年連続2回目)
神奈川県立横浜清陵高等学校(2年ぶり6回目)
翔凜高等学校(特別招聘高。3年連続3回目)

東京ブロック

東京都立八丈高等学校(2年連続2回目)
東京都立総合芸術高等学校(3年連続5回目)
トキワ松学園高等学校(選抜枠。初出場)

北陸信越ブロック

富山県立富山東高等学校(8年ぶり4回目)

東海ブロック

静岡聖光学院高等学校(初出場)
愛知県立小牧南高等学校(2年連続5回目)

近畿ブロック

大阪府立生野高等学校(2年連続6回目)
帝塚山学院高等学校(2年ぶり4回目)

中国ブロック

出雲北陵高等学校(2年ぶり3回目)

四国ブロック

愛媛県立今治北高等学校大三島分校(3年ぶり3回目)

九州・沖縄ブロック

八代白百合学園高等学校(選抜枠。2年ぶり12回目)
沖縄県立浦添工業高等学校(3年ぶり10回目)

本誌:宮本義朗