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六甲高山植物園で約1,000株の「ニッコウキスゲ」が見頃。開園90周年特別企画も開催中

神戸市にある六甲高山植物園で、約1,000株の「ニッコウキスゲ」が見頃を迎えている。花期は6月中旬まで続く見込み。

海抜865mの六甲山頂付近に位置する同園は、冷涼な気候を生かして植物を栽培している。ニッコウキスゲは、亜高山帯の湿り気がある草原で見られる多年草。朝に花を咲かせて夕方にしぼむ一日花で、1本の茎に多くの花芽があり次々と咲く。亜高山帯型に続き、6月下旬から約2,000株の高原型が咲き始めるという。

さらに、開園90周年特別企画として「牧野の足あと~神戸で見つける博士と植物~」も8月15日(火)まで開催中。現在放送中の連続テレビ小説「らんまん」のモデルになった牧野富太郎博士が、開園当初に来園した際の写真など約200点が展示されている。

六甲高山植物園

場所

兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150

開園期間

3月18日(土)~11月23日(木・祝)
※休園日は6月22日~7月13日の木曜日

開園時間

10時00分~17時00分(受付終了は16時30分)
※イベント開催時は延長する場合がある

入園料

大人:900円
小人(4歳~小学生):450円

福島優果