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ディストーションを最小限に抑えた超広角レンズ「LAOWA 15mm F2 Zero-D」に、ライカMマウント版が追加

株式会社サイトロンジャパンは、LAOWAの交換レンズ「LAOWA 15mm F2 Zero-D LM」を6月2日に発売する。価格はオープン。市場予想価格は税込14万円前後。

35mmフルサイズ対応のライカMマウント用交換レンズ。画角110度の超広角と、歪み(ディストーション)を最小限に抑えた「Zero-D」設計を特徴としている。

また、歪曲収差を抑えたことで、建築写真や風景写真に利用できるほか、明るいF2の絞りにより星景写真撮影にも最適だという。

2枚の非球面レンズと3枚のEDレンズを含む9群12枚のレンズ構成を採用。最短撮影距離は14.5cm。

距離計を使用することを考慮し、0.7mの位置にクリックを設けた。また、6bitコードを採用し、カメラボディにレンズ情報を読み取らせることも可能となっている。

株式会社サイトロンジャパン提供(以下同)

主な仕様

  • 焦点距離:15mm
  • 絞り範囲(F値):F2~F22
  • フォーマット:フルフレーム
  • 画角:110度
  • レンズ構成:9群12枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚を含む)
  • 絞り羽根枚数:5枚
  • 最短撮影距離:14.5cm
  • 最大倍率:0.4倍
  • フィルター径:φ72mm
  • 外形寸法:φ約63×71mm
  • 質量:約418g
  • マウント:ライカM
飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。