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ライカレンズ“ズミクロン”搭載のシャープ製スマートフォン「AQUOS R8 pro」

シャープ株式会社は5月9日、ライカカメラ社監修のカメラを搭載したスマートフォン「AQUOS R8 pro」の商品化を発表した。株式会社NTTドコモおよびソフトバンク株式会社が7月上旬以降に発売する。

同時発表の「AQUOS R8」とともに、2022年5月に発表された「AQUOS R7」の後継と目される製品。メインカメラを中央に据えたルックスはそのままに、CPUなどが強化されている。

アウトカメラは1/1.55型の有効約1,300万画素CMOSセンサー。ライカカメラ社監修のレンズ「ズミクロン」を搭載した。35mm判換算の焦点距離は19mm相当、明るさはF1.9。引き続き「Octa PD AF」も装備。カメラ用レンズフィルターを装着できる認定アクセサリーも用意される。

CPUに「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」を搭載。独自のチューニングにより、CPU性能が約32%、GPU性能が約24%、AI性能が約50%向上しているという。microSDも使用可能。

また、256GBのROMにUFS4.0規格を採用することで、読み込み約60%、書き込み約70%という最大転送速度の高速化を謳う。

約6.6型の「Pro IGZO OLEDディスプレイ」を搭載。最大240Hzでの駆動に対応する。新たにブルーライトを約50%低減する仕様になった。解像度は1,260×2,730ドット。

重量は170g台(計測中)。防水・高温・低温・落下などに備える「MIL-STD-810H(耐衝撃落下はMIL-STD-810G)」に準拠している。

なお、同時発表の「AQUOS R8」は、広角カメラが15mm相当F2.3のヘクトールになっている。カメラのほか、約6.4型1,080×2,340ドットのディスプレイ、RAM 8GB(R8 Proは12GB)、など、「AQUOS R8 Pro」との違いが見て取れる。

【2023年5月9日】「ヘクトール」を「ズミクロン」に、「Pro」を「pro」にそれぞれ誤記を訂正しました。

本誌:折本幸治