ニュース

キヤノン、「EF50mm F1.2L USM」の一部を無償修理。露出のばらつきに対処

EF50mm F1.2L USM

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は3月30日、交換レンズ「EF50mm F1.2L USM」の一部個体について、無償修理を受け付けると発表した。同一シーンで露出にばらつきが出るなどの現象に対処するため。

特定の個体を使用して高温の環境下で撮影したとき、同一シーンでの撮影画像の明るさにバラつきが発生するという。また、エラー“Err01”(通信不良を告げるメッセージ)の発生も見られるという。

対象製品は、2022年に生産された「EF50mm F1.2L USM」の一部。具体的には、10桁のシリアル番号の左から4桁の数字が「1840」「1940」「2040」「2140」「2240」のレンズが対象。

なお、同レンズは2007年に発売されている。

無償修理に申し込むには、同社のサポートページに設けられたフォームを利用する。

一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ用交換レンズ「EF50mm F1.2L USM」の無償修理のご案内|サポート|キヤノン
https://canon.jp/support/quality-info/230330ef50mmf12lusm

預かり期間は10日〜2週間程度。受付期間は2026年3月31日まで。

本誌:折本幸治