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Ronin 4D本体からカメラを離して撮影するための「DJI Ronin 4D Flex」

同社初のシネマズームレンズも

DJIは、ジンバルカメラ部を「Ronin 4D」本体から取り外して撮影できるようにする「Ronin 4D Flex」を3月7日に発売した。直販価格は11万1,650円(税込)。

Ronin 4D Flex

35mmフルサイズセンサーを搭載するシネマカメラプラットフォーム「Ronin 4D」の新アクセサリー。「Zenmuse X9 ジンバルカメラ」と「Ronin 4D」本体を2mの同軸ケーブルで接続するためのアダプターで、ジンバルカメラ部のみを手持ちで撮影できるようになる。

イベント撮影やドキュメンタリー撮影のような動きの多いシーンでも疲れにくく、容易に長時間の撮影ができるという。また、ダイナミックな動きのあるショットや、狭い空間での柔軟なカメラ位置調整などにも期待がかかる。

「Ronin 4D」のハンドグリップやメインモニターとも組み合わせが可能。

パッケージには「Ronin 4D Flex」の他に、パン軸クイックロック×1、Ronin 4Dハンドグリップアダプター×2、ハンドグリップ アダプターケーブル×2が同梱されている。

DL PZ 17-28mm T3.0

「Ronin 4D Flex」と同時に、DJI初のシネマズームレンズとなる「DL PZ 17-28mm T3.0」も発表された。直販価格は20万420円(税込)。

フォーカス用のサーボズームモーターを内蔵し、外部フォーカスモーターは不要。また、ズームで全長が変わらないため、再バランス調整を行う必要がない。

重量は約520g。「Zenmuse X9 ジンバルカメラ」に最適なサイズおよび重量という。

Apple ProRes RAWのアクティベーションキーも

その他、直販サイトでの「Ronin 4D Apple ProRes RAW アクティベーション ライセンスキー」の販売が発表された。価格は14万2,890円(税込)。

2023年5月までには「DJI 3ch Follow Focus」と「DJI Ronin 4D 拡張プレート(SDI/XLR/TC)」も発売される予定。

本誌:折本幸治