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RAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」に新カラーモード“ウォームゴールド”搭載の最新版

シグマは2月8日、RAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」の最新版を公開した。更新することで、新しいカラーモード「ウォームゴールド」が追加される。

バージョン番号はWindows版、Macintosh版ともに6.8.3。

「ウォームゴールド」は、同じく2月8日リリースの「SIGMA fp」「SIGMA fp L」最新ファームウェアで追加された新しいカラーモード。落ち着いたトーンと暖色系の色調を特徴とする。この「ウォームゴールド」が、「SIGMA Photo Pro」での現像時にも利用可能になった。ただし、「SIGMA fp」「SIGMA fp L」で記録されたDNGファイルにしか適用できない。

また「SIGMA fp」「SIGMA fp L」のDNGファイルを読み込みんだときや、DNG/X3F/X3IファイルからJPEG形式へと現像する際の速度が向上したという。

その他ホワイトバランスにまつわる不具合や、縦位置で撮影されたデータにおける不具合などが修正されている。

「SIGMA Photo Pro」は、同社デジタルカメラのRAWデータに対応した現像ソフト。現行の「SIGMA fp」シリーズに対応するのはもちろん、Foveon X3ダイレクトイメージセンサーを搭載するそれ以前の機種が生成したRAWファイルも現像できる。

なお、AppleのM1/M2チップに対し、6月にネイティブ対応する予定だという。

本誌:折本幸治