鳥の名前を持つ三脚、日本野鳥の会＆スリックの共同企画で誕生

株式会社ケンコー・トキナーは、公益財団法人日本野鳥の会とスリック株式会社の共同企画の三脚「PloverTarsus（プルーバーターサス）」と「AvocetTarsus（アボセットターサス）」の11月18日に発売する。

希望小売価格は、A.M.T合金製のPloverTarsusが税別2万6,000円、カーボンパイプ採用のAvocetTarsusが税別4万4,000円。

両製品とも、上下・左右を1本のパンハンドルで調整できるフリーターン雲台「SH-707E」を装備しており、バードウォッチャー向けの製品だと説明する。

また、クイックシューには、機材のズレを防ぐためのビデオボスを装備。持ち運び用のケースを付属する。

PloverTarsus

チドリ（Plover）の踵から指の部分（Tarsus）から命名された4段三脚。

脚パイプに、A.M.T.合金を採用した軽量タイプで、脚部のロックはレバー方式。

開脚機構にはハライチロック式を採用し、軽い力で開脚操作が可能だという。

また、1/4-20UNCまたは、3/8-16UNCネジのアクセサリーに対応する、アクセサリーホールを備える。

AvocetTarsus

ソリハシセイタカシギ（Avocet）の踵から指の部分（Tarsus）から命名された4段三脚。

脚部に回転防止のARSシステムカーボンパイプを採用し、脚部のロックはナット方式。

カーボン素材により、高い安定性と軽さを両立するほか、振動減衰性にも優れているという。