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チェキスクエア対応のレンズ交換式インスタントカメラ「NONS SL660」。一眼レフ方式

株式会社Tomo Arkは、クラウドファンディングサイトのMakuakeにおいて、一眼レフ機構を持つレンズ交換式のインスタントカメラ「NONS SL660」の先行販売を9月30日に開始した。ボディ単体の通常価格は税込8万6,800円。本プロジェクトでは数量限定の早割を用意する。製品は2023年1月末までに順次発送予定。

目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了までに支払いを済ませることで応援購入が成立する「All in型」となっている。なお、目標金額は500万円。10月5日現在で378万7,150円を集めている。プロジェクト終了日は10月30日。

“チェキスクエア“こと「instax SQUARE」フィルムを使用するレンズ交換式のインスタントカメラ。メーカーWebサイトによると、“ルーフペンタプリズムベースのSLRビューファインダー”を搭載する一眼レフカメラとなっているのが特徴。同メーカーからは、レンズ交換に対応するインスタントカメラとして、チェキ(instax mini)フィルムを使用する「NONS SL42」も先に登場している。

マウントはEFマウント形状を採用。電子接点は非搭載。プロジェクトの製品ラインアップには、各種マウントをEFマウント用に変換するアダプターも用意している。

露出はマニュアル設定のみで、レンズの絞りリングとボディ側のシャッター速度ダイヤルを使用。露出計を内蔵しており、設定したシャッタースピードに対する適正F値を示すパネルを本体上部に備える。

対応フィルムは富士フイルムのチェキスクエア(instax SQUARE)。画角は35mmフルサイズ(3:2)で撮った場合と同じになるという
電源は内蔵バッテリーを採用。付属のType-Cケーブルで充電をする。一回の充電で100枚撮影可能としている

前モデル「SL42」からレフレックスミラーユニットの設計を変更。従来機では0.5秒ほどあったラグが大幅に低減されたとしている。

上部にはホットシューを装備。ストロボの最高シンクロ速度は1/250秒。

本体はアルミニウム合金製。グリップ部分には天然木の削り出しを採用。幅×高さ×奥行は135×131×92mm。重量は850g。

ラインナップと支援金額は以下の通り。

ボディ単体

支援金額(税込)

・超最速割:6万4,000円(本稿執筆時点では既に終了)
・超超早割:6万9,000円
・超早割:7万4,000円
・最速ペア割:12万6,700円(2台セット)

レンズセット

支援金額(税込)

・超最速セット:6万8,700円(本稿執筆時点では既に終了)
・超早割セット:7万4,000円
・早割セット:8万2,200円
・最速ペア割:13万5,600円(2台セット)

その他

支援金額(税込)

・レンズアダプター各種:1,290円
 M42、PENTAX K、CY、NIKON Fマウント用(4種)

本誌:佐藤拓