ニコン「D6」「D5」の最新ファームウェアが公開。「NX MobileAir」アプリとの連携向上など

ニコン D6

ニコンは6月14日、デジタル一眼レフカメラ「D6」および「D5」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はいずれもC:Ver.1.50。

共通の更新内容として、「カスタムボタンの機能」で任意のボタンに「撮影機能の呼び出し」を設定している場合、NX MobileAirなどのアプリ（D6はNX Tetherを含む）を利用して各種デバイスとUSBケーブルで接続している状態においても、「撮影機能の呼び出し」（ボタンを押す間、事前設定した露出モードや測光モードなどに変更される機能）ができるようになった。

また、D6にはセットアップメニューに「USB」が追加された。「USB」メニュー内で「iPhone」もしくは「MTP/PTP」の設定が可能。これにより、NX MobileAirを利用する際、カメラで撮影した画像を対応するUSBケーブルを介してiPhoneにインポートできるようになった。NX MobileAirの公開当初、iOSに対応していたのはミラーレスカメラ「Z 9」のみだった。

NX MobileAirは、カメラで撮影した画像をスマートフォン経由でFTPサーバーに無線送信できるアプリ。あらかじめ各種設定をしておくことで、撮影画像の自動送信などの機能が利用できる。スマートフォンに撮影画像をインポートするには、対応するUSBケーブルによる有線接続が必要。