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“アストロトレーサー”対応のGPSユニット新モデル「PENTAX O-GPS2」。6月24日発売

GLONASSとGalileoにも対応

リコーイメージング株式会社は、デジタル一眼レフカメラ用のクリップオンGPSユニット「PENTAX O-GPS2」を6月24日に発売する。希望小売価格は税込2万5,300円。

2021年5月に開発発表した製品。ケーブルレスで対応カメラのホットシューに取り付けることにより、撮影画像にGPSデータ(緯度、経度、高度、日時、方位)を付与できるほか、手ブレ補正ユニットの動作を利用して簡易的な天体追尾撮影を行う「アストロトレーサー」、設定した目的地までの方位と距離を算出する「直線ナビ」、真北を表示できる「電子コンパス」といった機能も利用できる。調達部品の生産終了にともない販売を終了した「O-GPS1」(2011年6月発売)の後継機。

O-GPS1との違いとして、米国のGPS、日本の「みちびき」に加え、新たに「GLONASS」と「Galileo」の受信を可能とした。

対応機種はPENTAX K-3 Mark III、KP、K-3、K-5II、K-5IIs、K-5、K-S2、K-S1、K-70、K-50、K-30、K-r、K-01、645Z、645D(2022年5月現在。機種により使用できる機能に制限あり)。

O-GPS2の本体は簡易防滴構造。電源は単4形乾電池1本。受信時間はコールドスタートで約40秒、ホットスタートで約5秒。

外形寸法は約49×33×59.5mm。重量は約63g(アルカリ乾電池込み)、約52g(本体のみ)。常温での動作時間は、アルカリ電池/ニッケル水素充電池で5時間、リチウム電池で9時間。

本誌:鈴木誠