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KANI、ストリークブルーとシネマディフュージョンに100mm角型タイプを追加。円形UV-IRカットにも新サイズ
2022年5月24日 07:00
ロカユニバーサルデザイン株式会社は、KANIの「ストリークブルー」(100×100mm)と「シネマディフュージョンフィルター」(100×100mm)、「UV-IRカット 67mm」の3製品を5月14日から順次発売した。
ストリークブルー(100×100mm)
強い点光源に対して、青いライン状のフレアを発生させられる100mm幅の角型フィルター。アナモルフィックレンズで撮影したようなシネマ風の描写が得られるのが特徴。販売価格は税込1万6,300円。
ストリークフィルターはこれまで円形タイプ(55~82mm)をラインナップしていたが、新たに角型フィルターを追加した。円形タイプでは困難な、ハーフNDフィルターとの併用などが容易に行えるという違いがある。
強い点光源を拡散・強調してもフレア、ゴーストの発生を抑える両面低反射コーティングのほか、帯電防止・撥水・防油コーティングが施されている。
なお、店舗販売は行わず、直販サイト・直営モール店での販売となる。
シネマディフュージョンフィルター(100×100mm)
芯がありながらも全体的に柔らかい描写(ブラックミスト効果)が得られるという100mm幅の角型ソフトフィルター。販売価格は税込1万5,800円。
効果強度の異なる、No.05/1/2/3の4タイプを用意する(No.05は近日発売予定)。なお、数字が大きくなるほど、効果が強くなる。
これまで円形フィルターとして展開してきたが、角型フィルターも追加された。円形タイプでは困難な、各種フィルターとの併用が容易であるという。
この製品も店舗販売は行わず、直販サイト・直営モール店での販売となる。
UV-IRカット 67mm
可視光を透過し、UV(紫外線)とIR(赤外線)を同時にカットできる光害カットフィルター。販売価格は税込1万300円。
一般的なUVフィルターでは、390nmより短い波長の紫外線をカットするが、同製品では400nm以下の紫外線に加え、700nmより長い波長の赤外線もまとめてカットするという。
遠景の霞みを取り除き、波長の差から生じる赤色系の微小なボケを抑制。また、色収差を低減させ、よりシャープで鮮明な描写が得られるとしている。
素材はSCHOTT社のB270ガラスを使用。高い撥水・撥油性能も備えた。
円形タイプの40.5mm、46mm、52mm、72mm、77mm、82mm、95mm、105mm、角型タイプの100×100mmが発売済み。