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銀一、アクセサリー設置用のコールドシュー「Frio」シリーズ。吸盤マウントや傘ホルダーとのセットも

Frio Hold使用例

銀一株式会社は、フォトアクセサリーメーカー「Frio」の6モデルを4月19日から発売する。

「Frio」は、さまざまな撮影環境で最適なライティングを演出するためのアイテムを展開するフォトアクセサリーメーカー。いずれの製品もコンパクトなサイズを特徴としており、限られたスペースでの撮影に活用できるほか、持ち運びにも便利だとしている。

外部ストロボやオンカメラマイクの装着に対応する、同ブランドのメインアイテムとなるコールドシュー「Frio Hold」をはじめ、Frio Holdにアンブレラホルダー、サクションカップ、クランプを組み合わせたモデルをラインアップしている。

Frio Hold(フリオホールド)

外部ストロボやオンカメラマイクなどのシューマウントを備えた機材の取り付けに利用できるコールドシュー。希望小売価格は税込2,200円。

コールドシューの裏側に1/4インチアダプター付きの3/8インチネジ穴を備えており、三脚やライトスタンドだけでなく、ネジ付きのクランプやアームなどに装着できる。

独自のデュアルロックシステムにより、シューマウントを押し込むだけで機材が簡単に固定でき、斜めに設置しても取り付けた機材が外れる心配がないという。

素材はポリマー製。重量は49.5g。

Frio Stand(フリオスタンド)

アンブレラホルダーと「Frio Hold」のセットモデル。希望小売価格は税込6,600円。

アンブレラホルダーの底部には5/8インチダボ受けを備え、オスダボが付いたアームやライトスタンドなどに装着できる。アンブレラホルダーとFrio Holdの接続部にはロックナットを採用しており、角度調整にも対応する。

アンブレラホルダーの対応径は約8.25mm。差し込んだダボやアンブレラが動かないように、固定用ネジを備えている。

高さは5.08cm(Frio Hold含まず)。

Frio Arch(フリオアーチ)

アンブレラホルダー付きボールヘッドと「Frio Hold」のセットモデル。希望小売価格は税込8,250円。

ラチェットノブ付きのボールヘッドで細やかな角度設定が可能。アンブレラホルダーの対応径は約8.25mm。Frio Holdの接続部にはロックナットを採用し、設置したライトとアンブレラの向きが調節可能。三脚やライトスタンドに取り付けられるように、底面には1/4インチネジ穴を用意する。

高さは7.94cm(Frio Hold含まず)。ボールヘッド耐荷重量は5kg。

Frio Cling(フリオクリング)

サクションカップと「Frio Arch」のセットモデル。希望小売価格は税込1万6,500円。

直径10cmのサクションカップは、数回のポンピングで鏡や窓ガラスなどの表面が滑らかな素材にしっかりと吸着。耐荷重は13.6kg。

重量は210g(サクションカップのみ)。

Frio Grasp Mini(フリオグラスプミニ)

小型のクランプと「Frio Arch」のセットモデル。希望小売価格は税込1万3,200円。

クランプ部分は、上下の爪とクランプ内側の滑り止めの合計3か所が接点となる。簡単に締め込みを調節できるノブも備えている。三脚やライトスタンド、テーブルや階段の手すりなど、円柱状のものから板状のものまでさまざまな形状にしっかりと固定できるという。

取り付け幅は3.4cmまでに対応。外形寸法は5.4×8×1.8cm。取付部は1/4インチネジ。重量は72.5g。

Frio Grasp Bigi(フリオグラスプビギ)

「Frio Grasp Mini」よりも厚みのある場所に取り付けられるクランプと「Frio Arch」のセットモデル。希望小売価格は税込1万4,740円。

クランプ部と締め込みハンドルを脚として使用すれば、ミニ三脚としても使用可能。

取付可能幅は1.8~5.5cm。外形寸法は7.4×11.2×6.5cm。取付部は1/4インチネジ。重量は167g。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。