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富士フイルム、GFX50R/GFX50S II/X-Pro3/X-E4/X-T30 II/X100Vの修正版ファームウェアを公開

macOSで一部撮影データが表示されない現象への対応

対象カメラのひとつ「FUJIFILM GFX 50R」

富士フイルム株式会社は2月28日、ミラーレスカメラ「GFX50R」「GFX50S II」「X-Pro3」「X-E4」「X-T30 II」「X100V」の修正版ファームウェアを公開した。

一部カメラの撮影データがmacOSで表示されない可能性がある不具合についての対応(2月2日掲載)。上記機種は2月下旬から3月下旬の対応が予告されていた。なお、同じく対象機種のGFX100、GFX100S、GFX 50S(Ver.4.00以降)、X-T4、X-T3(Ver.3.20以降)、X-S10の修正版ファームウェアは2月16日に公開されている。

同社は2月2日に「macOSのコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」を掲載。X/GFXシリーズの一部カメラで記録したSDXCカード(1つのフォルダ内に4,000個を超えるファイルが記録されたもの)をmacOSで扱った場合、ファイルの一部が表示されないなどの事象が確認されたと案内していた。修正版ファームウェアでは、1つのフォルダ内に記録できるコマ数を9,999コマから999コマに仕様変更している。

なお、macOSで記録ファイルを処理している場合、ファームウェアアップデート前に、2月2日公開の「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載されている、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」を実施し、SDXCカードをフォーマットするよう案内している。

本誌:宮本義朗