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タッチスクリーン搭載の最上位モデル「RICOH THETA X」今春発売。バッテリー交換やmicroSD対応も
2022年1月28日 17:00
リコーは、360度カメラの新モデル「RICOH THETA X」を海外で発表した。海外では3月に発売予定。日本でも今春の発売を検討しているという。
360度カメラ「RICOH THETA」の進化版と位置付けるモデル。本体に搭載した2.25型タッチスクリーンにより、撮影モードの切り替えや撮影前のプレビュー、撮影画像へのレーティングなど、スマートフォンと連携しない状態での単体操作性を高めている。
また、ユーザー自身でのバッテリー交換(DB-110)や、記録メディア(microSDXC)の使用にも対応。ビジネス用途での効率と信頼性を高めたとしている。従来はバッテリー一体型で、記録先も内蔵メモリーのみだった。
約4,800万画素の1/2型CMOSを前後に2機搭載。約6,000万画素の360度映像として記録できるという。動画は5.7K(5,760×2,880)/30fps記録、USBライブストリーミングは4K/30fps出力にそれぞれ対応する。
Androidベースで、引き続きサードパーティによるプラグイン開発に対応。新たにGPS機能(A-GPS対応)も内蔵している。
筐体はマグネシウム製とし、強度と放熱性に配慮。電源はUSB Type-C端子からも供給可能。
外形寸法は51.7×136.2×29.0mm(レンズ除く21.5mm)。重量は約170g(電池、microSD含む)、約144g(本体のみ)。
参考までに、現在の最上位モデルであるRICOH THETA Z1は同48×132.5×29.7(レンズ除く24mm)、約182g(バッテリー内蔵)。