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サンテック、ファンレスLEDライト「LGシリーズ」4モデルと、小型のオンカメラタイプ「X15」を発売

最大高380cmのエアークッション付きライトスタンドも

LG-1200CSC II

株式会社サンテックは、スクエア型LEDライト5モデルと、ライトスタンド1モデルを11月中旬に発売した。

LEDライトのラインアップは、大出力タイプのLGシリーズ4モデルと、オンカメラライトにもなる小型タイプの「X15」。LGシリーズはそれぞれ最大出力とカラータイプが異なるモデルを用意している。

サンテックパネルライト LGシリーズ

本体の素材に軽量プラスチックを採用。ロケ撮影などでも機動性を活かした活用ができるとしている。ファンレス設計で静音性にも優れるという。

いずれのモデルも調光範囲は0~100(100段階)。照射角度は45度。本体にはバーンドア(4面)を備えた。電源はAC(100~240V対応)およびVマウントバッテリー(別売)に対応。別売の「Bi-Color調光リモコンLG-A34」を利用しての遠隔操作にも対応する。

背面に備えた表示パネル

製品にはACアダプター、ACコード、ソフトフィルター(まぶしさ緩和用)、スーパーホワイトフィルター(近接撮影用/柔らかな光質変換用)、アンバーフィルター(色温度低下用)、フィルターケース、ACアダプターホルダー、布バックが付属する。

LG-600SC

最大36W出力のデイライトタイプ。希望小売価格は税込5万7,200円。

明るさは6,000Lux(1m)。色温度は5,600K。平均演色評価数はRa96。93WhのVマウントバッテリーを使用した際の連続点灯時間は155分。

外形寸法はW280×H318×D57mm、W343×H358×D79mm(突起部含む)。重量は約2.0kg(フィルター1枚使用時)。

LG-600CSC II

最大出力18Wのバイカラータイプ。希望小売価格は税込6万8,200円。

明るさは2,500Lux(1m)。色温度は3,200~5,600K。平均演色評価数はRa95。93WhのVマウントバッテリーを使用した際の連続点灯時間は310分。

外形寸法はW280×H318×D57mm、W343×H358×D79mm(突起部含む)。重量は約2.1kg (フィルター1枚使用時)。

LG-1200SC

最大出力72Wのデイライトタイプ。希望小売価格は10万4,500円。

明るさは1万2,000Lux(1m)。色温度は5,600K。平均演色評価数はRa96。93WhのVマウントバッテリーを使用した際の連続点灯時間は75分。

外形寸法はW405×H280×D60mm、W467×H358×D83mm(突起部含む)。重量は約2.7kg(フィルター1枚使用時)。

LG-1200CSC II

最大36W出力のバイカラータイプ。希望小売価格は11万5,500円。

明るさは4,700Lux(1m)。色温度は3,200~5,600K。平均演色評価数はRa95。93WhのVマウントバッテリーを使用した際の連続点灯時間は155分。

外形寸法はW405×H280×D60mm、W467×H358×D83mm(突起部含む)。重量は約2.8kg(フィルター1枚使用時)。

サンテックライト X15

最大15W出力のバイカラータイプ。本体側面に配置したLEDの光を、アクリル導光板を介してパネル面全体を明るくする構造を採用した点が特徴で、“まぶしくない光”が得られるという。Web会議や動画配信のほか、オンカメラライトとして活用できるとしている。希望小売価格は税込1万1,000円。

調光範囲は0~100%(5%ステップ)、色温度は3,200~6,500Kの調整に対応する。背面に液晶パネルを備えた。平均演色評価数はRa96。照射角度は120度。

5種類の特殊照明モードを搭載。撮影シーンにあわせて花火、TV、雷、爆発、パパラッチから選択できる。

電源はACおよびバッテリーに対応。AC利用する場合は「ACアダプター144」が、バッテリーを使用する場合は「Li-ion電池F550T」が別途必要となる。

外形寸法はW176xH121xD21mm。重量は290g。製品にはミニボールヘッド、収納ケース、取扱説明書が付属する。

ハイスタンドII

同社が取り扱うスタンドの中で最も全高が高いというスタンド。高さは130~380cmに対応する。希望小売価格は税込1万9,800円。

段数は4段。耐荷重は8kg。折りたたみ時の長さは115cm。開脚時は直径124cmとなり、大型機材も安定して取り付けることができるという。エアークッション構造を採用している。

先端部は3.8インチネジ加工のΦ16mmオスダボ。製品には1/4インチネジ変換アダプターも付属している。

本誌:宮本義朗