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中一光学、4.4万円ながら色収差を抑制し周辺描写性能も確保したMF中望遠「APO 135mm F2.5 ED」

E、RF、Z、EF、F用をラインアップ

株式会社焦点工房は10月18日、中一光学のMFレンズ「APO 135mm F2.5 ED」を発売した。ソニーE、ニコンZおよびF、キヤノンRFおよびEFの5マウント用をそれぞれラインアップしている。希望小売価格はいずれも4万4,000円(税込)。

7群9枚の構成レンズのうち、特殊低分散(ED)レンズ2枚と超高屈折率レンズ2枚を組み合わせたアポクロマート設計を採用したというMF中望遠レンズ。色収差を抑制するとともに画面周辺部まで緻密な描写性能を確保したとしている。35mm判フルサイズのイメージサークルに対応する。

最小絞りはF22で絞り羽根は9枚。フィルター径は67mmを採用している。

最大径は79mmで全長は各マウントによって異なるが、134mm(FおよびEF)または162mm(E、Z、RF)となっており、最短撮影距離は1mで最大撮影倍率は0.1倍。

レンズフードは鏡筒に組み込まれた引き出し式を採用している

質量はEおよびEFマウント用は約890g、E、Z、RFマウント用は約900gとなっている。

サンプルカット(焦点工房提供)

焦点距離135mmを採用した中一光学製のレンズには、このほか受注生産制で「SPEEDMASTER 135mm F1.4」(焦点工房の販売価格は税込26万8,200円)がある。対応マウントはキヤノンEFおよびRF、ニコンFおよびZ、ペンタックスK、ソニーE、ソニーA、富士フイルムG、ライカL用をラインアップしている。

本誌:宮澤孝周