Tokina Cinema、細部をぼかす“ソフトレゾ“や古典的フィルム風の“ブラックスーパーミスト“など、角型ディフュージョンフィルター5種類

ケンコープロフェショナルイメージング株式会社は10月7日、Tokina Cinemaの角型フィルター「ディフュージョンフィルター」5種を発売した。

コントラストやハレーションをコントロールして、独特の表現を得られるという角型フィルター。ショット社製B270ガラス2枚の間に微細な粒子を挟み込むことで、入射光を変化させているという。各種、効果の強さが異なる4タイプ（1/8、1/4、1/2、1）を用意している。いずれもサイズは4×6.65インチのみ。

ラインアップと希望小売価格（税込）は以下のとおり。

ソフトレゾ：5万7,200円
ブラックスーパーミスト：5万7,200円
ブラックアルケミー：7万3,700円
クリアスーパーミスト：5万7,200円
クリアスーパーミスト：5万7,200円

ソフトレゾ

他の部分に影響を与えずに、肌のしわや傷、汚れなどの細部をぼかした表現が可能になるというフィルター。より効果の弱い1/8タイプが人気だという。

ブラックスーパーミスト

コントラストを抑えて黒レベルを少し上げながら、肌のしわやシミなどの細部をぼかして、“古典的なフィルムのイメージ”を表現できるというフィルター。見る人にとっても目立ちにくい、わずかな効果が得られる1/8タイプが人気だという。

ブラックアルケミー

ブラックスーパーミスト（1/8タイプ）とソフトレゾ（各タイプ）を組み合わせた効果が得られるというフィルター。黒レベルを上げながら光を自然に拡散させて、肌のしわや傷などをぼかした表現が可能だという。1/8および1/4タイプが一般的な効果の強さで、効果の強い1/2と1タイプではよりドラマチックな効果が得られるとしている。

クリアスーパーミスト

コントラストを抑えながら、ハレーションを強く出せるというフィルター。効果が強いフィルター程ハレーションを強く出すことができとしている。人気が高いのは1/4タイプだという。

パールセント

ハイライト部に強い拡散効果を得ながら、ハレーションを生じさせることができるというフィルター。ポストプロダクションでは得られない“深みのある夢幻的なシーン”を表現できるとしている。より大きな効果を得られる1/4および1/2の人気が高いという。