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ソニー、スマホ向けCMOSセンサーの生産体制を増強。長崎テック増設棟「Fab 5」にて

長崎テクノロジーセンター外観(左手前のグレーの建物がFab 5)。ソニーセミコンダクタソリューションズグループのWebサイトより

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社は4月20日、生産拠点である長崎テクノロジーセンター(以下、長崎テック)の増設棟において、CMOSイメージセンサーの生産ラインが稼働を開始したと発表した。

長崎テックは、イメージング&センシング・ソリューション事業の主力商品というスマートフォン向けCMOSセンサーの生産拠点。増設棟は「Fab 5」(ファブ ファイブ)の名称で、今後も市場動向に応じてCMOSセンサーの生産体制をさらに強化していくという。

Fab 5の概要は、延床面積約4万8,000平方m、クリーンルーム面積1万平方m(5,000平方m×2層)。長崎テックの所在地は長崎県諫早市津久葉町1883-43。設立は1987年12月。敷地面積は約26万9,000平方m。

本誌:鈴木誠