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オリンパス「E-M1 Mark III」「E-M1 Mark II」「E-M5 Mark III」のアップデートが予告

深度合成対応レンズの追加、動画手ブレ補正の安定性向上など

対象機種のひとつ「OM-D E-M1 Mark III」

オリンパスは11月17日、マイクロフォーサーズカメラ3機種の最新ファームウェアを12月3日に公開すると発表した。

同じく12月3日に公開する「OM-D E-M1X」のファームウェアVer.2.0の内容のうち、画像処理エンジンを2基搭載するE-M1X独自の「インテリジェント被写体認識AF」を除いたいくつかの機能が反映される。

動画RAWデータ出力は、ATOMOSのHDRモニター「NINJA V」に12bitのProRes RAWデータで記録できるようになる。

深度合成対応レンズの追加は、2021年1月発売予定の「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」が対象。

動画手ぶれ補正の安定性向上は、ブレ補正の制御を見直し、パンニング時にもより自然な映像を記録できるよう調整したという。

フォーカス距離指標表示の追加は、MF時に素早くフォーカスの移動方向や位置の目安をつかむためのアシスト機能。

各機種のアップデート内容は次の通り。

OM-D E-M1 Mark III(Ver.1.2)

・動画RAWデータ出力に対応
・深度合成対応レンズ追加
・動画手ぶれ補正の安定性向上
・フォーカス距離指標表示の追加

OM-D E-M1 Mark II(Ver.3.4)

・深度合成対応レンズ追加
・動画手ぶれ補正の安定性向上

OM-D E-M5 Mark III(Ver.1.3)

・深度合成対応レンズ追加
・動画手ぶれ補正の安定性向上

本誌:鈴木誠