ニュース

ロモグラフィー、サットン水球レンズ搭載のパノラマカメラ

35mmフィルム使用 レンズに色水などを注入 税込8,980円

株式会社ロモジャパンは、35mmフィルムカメラ「HydroChrome Sutton's Panoramic Belair Camera」(ハイドロクローム サットンズ パノラミック ベル エア カメラ)の予約販売を10月21日に開始した。予約分の発送は2020年11月下旬を予定。希望小売価格は税込8,980円。

"サットンレンズ"と呼ぶ、水球レンズを使ったパノラマカメラ。35mmフィルムを使用し、パーフォレーション部分にもかかる104×35mmの露光サイズで撮影する。レンズに色水などを注入することによって、実験的な撮影が楽しめるという。

レンズは画角32mmの固定焦点。最短撮影距離は1.5mとしている。絞りはF11で、付属の絞りプレートによりF16、F22、F32、F168(ピンホール)に変化させられる。

シャッター速度は1/100秒かバルブ。ケーブルレリーズ用のソケットと三脚穴を備えている。PC端子によるストロボ発光も可能。

"サットン"の名は、搭載する水球レンズに合わせて半円状に製造したガラス湿板に露光する「サットン パノラミックカメラ」に由来していると見られる。

撮影例

本誌:鈴木誠