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富士フイルム、XF10-24mmF4を刷新。防塵防滴に
指標付き絞りリングを採用 手ブレ補正強化・軽量化も
2020年10月15日 23:08
富士フイルムは、APS-CミラーレスカメラXシリーズ用の交換レンズ「フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS WR」を2020年11月下旬に発売する。希望小売価格は税別13万1,000円。
35mm判換算で15~36mm相当となる超広角ズームレンズ。同様の焦点距離・F値の「フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS」のリニューアル版となる。XFレンズシリーズの刷新は初。
光学設計(10群14枚:非球面レンズ4枚、異常分散レンズ4枚を含む)は前モデルを踏襲したとしており、焦点距離およびF値は同じ。相違点は、新たに設定F値の指標が付いた絞りリングが搭載されたことと、WRを冠しているとおり防塵防滴、マイナス10度の耐低温構造を採用したこと。また内部構造の見直しにより、ズームリングの径が細くなり、25gの軽量化を実現しているという(約385g。前モデルの質量は約410g)。最短撮影距離は24cm(マクロ時。標準時は50cm)で前モデルと変わらず。
また新採用の絞りリングにはAポジションのロック機構も搭載。同機構はGFXシリーズ用のレンズで採用されていた仕組みだが、このほどXシリーズ用レンズにも採用された。
このほか、手ブレ補正機構も強化された。補正段数は前モデルから1.0段向上したとしており、レンズ単体で3.5段、X-T4との組み合わせによる協調動作では最大で6.5段の補正効果が得られるといている。
主な仕様
レンズ構成
10群14枚(非球面レンズ4枚、異常分散レンズ4枚を含む)
最小絞り
F22
絞り羽根
7枚(円形絞り)、1/3ステップ(全16段)
最短撮影距離
標準:50cm
マクロ:24cm
最大撮影倍率
0.16倍(テレ端)
フィルターサイズ
72mm
外形寸法
78×87mm
質量
約385g