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パナソニック、Webカメラソフト「LUMIX Webcam Software(Beta)」を公開

LUMIX S/G9 PRO/GH5/GH5Sに対応 Windows・Mac版が同時に登場

対象カメラのひとつ「LUMIX S5」

パナソニックは9月30日、同社製カメラをWebカメラとして使用可能にするソフトウェア「LUMIX Webcam Software(Beta)」を無償公開した。対応OSはWindows 10(64bit)、macOS 10.13~10.15。開発中のベータ版のため、動作保証やユーザーサポートは対象外としている。

対象カメラをUSBケーブルでパソコンと接続することで、Webカメラとして使用することができるソフトウェア。7月に開発が発表されていたが、このほどベータ版としてWindows用とMac用が同時に公開となった。

対象となるカメラはフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S1/S1R/S1H/S5」、マイクロフォーサーズカメラ「LUMIX G9 PRO/GH5/GH5S」。

使用する際には、カメラボディのファームウェアを最新版にアップデートしておく必要がある。また、同社のテザー撮影ソフト「LUMIX Tether」との同時利用や、複数のWeb会議アプリからの同時利用には対応していないという。このほか、ライブストリーミングを実施する際は、別途ライブストリーミング用アプリが必要になると案内している。

なお、同社では同じS1シリーズとG9 PRO、GH5、GH5SをWebカメラ化するソフト「LUMIX Tether for streaming(Beta)」を6月に公開していた(Windows 10用のみ)。同ソフトは、テザー撮影ソフト「LUMIX Tether」をライブ配信用に改良したものだったが、このほど正式にWebカメラ化できるソフトがリリースされた。

本誌:宮本義朗