マウスコンピューター、AMD Ryzen 9 3900XT搭載のクリエイター向けPC「DAIV A9」

株式会社マウスコンピューターは7月30日、クリエイター向けPCブランド「DAIV」の新製品「DAIV A9」を発売した。標準構成モデル（Microsoft Officeの付属なし）の価格は、税別22万9,800円。

本製品は、第3世代AMD Ryzenプロセッサー「AMD Ryzen 9 3900XT」（12コア/24スレッド、3.8GHz/ブースト時最大4.7GHz）を搭載したデスクトップタイプのPC。

グラフィックスカードは、NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER（8GB、標準搭載。カスタマイズでNVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER、NVIDIA GeForce RTX 2080 Tiの選択も可能）を採用。4K動画の編集など、複雑な処理も快適に行えるとしている。

また、メモリは標準で32GBを搭載（16GB×2構成）。最大で64GB（16GB×4構成）の選択が可能となっている。

拡張カードにより最大転送速度40Gbpsの高速伝送を実現する「Thunderbolt 3」ポートを標準で搭載するほか、USB3.1ポートをType-A形状で2ポート（Gen2背面×2）、USB3.0ポートもType-A形状で6ポート（前面×2/背面×4）搭載している。

5インチオープンベイを3つ、3.5インチオープンベイは1つ有しており、光学ドライブやリムーバブルハードディスクベイの搭載などにも対応する。これらの拡張ベイはフロント上段に設置されており、マグネット式の着脱型フロントパネルで隠すことができる。

フロント上部分に設置されたUSB 3.0やオーディオなどのI/O ポートは傾斜が設けられている。これはアクセス性を考慮してのものだという。

設置したスタジオ内での持ち上げ・移動を便利にするハンドルを標準装備するほか、ボールベアリングを採用した専用キャスターも用意。

シャーシ下段のフロントパネルは脱着式になっており、パネル内部には水洗い可能な防塵フィルターを標準で装備する。

主な仕様（標準構成）