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リコー、THETAの4Kライブストリーミング用アプリを更新

GPUデコードに対応 アニメーションを自動生成できる公式プラグインも

RICOH THETA Z1

株式会社リコーは6月24日、360度カメラ「RICOH THETA」シリーズに対応するライブストリーミング用アプリ「RICOH THETA UVC 4K for windows」と、公式プラグイン「Animation Auto Framing」を公開した。いずれも対応機種はRICOH THETA Z1とRICOH THETA V。

ライブストリーミング用アプリRICOH THETA UVC 4K for windows

RICOH THETA Z1/Vによるライブ映像をPC側に出力できるようにするソフトで、2017年に公開された「THETA UVC 4K」のアップデート版。従来CPUで実施していたデコード処理をGPUで実施するという。これにより処理負荷が低減し、ミドルレンジのPCでも使用できるようになったという。対応OSはWindows 10。

なお、THETA Vの場合は従来の「THETA UVC 4K」とインストーラーが異なるため、事前にアンインストールして、再度インストールする必要があるという。RICOH THETA Z1の場合は、自動で上書インストールされる。

Animation Auto Framing

撮影した360度の静止画から、同社独自のAI技術が主要な被写体を自動的にピックアップし、アニメーションを生成するという。スマートフォン用基本アプリから使用できる。なお、生成されたアニメーションは動画形式で保存される。

本誌:宮本義朗