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中一光学のSPEEDMASTER 50mm F0.95にEFマウント用
35mmフルサイズ対応 電子接点非搭載・無段階絞り
2020年5月12日 12:02
株式会社焦点⼯房は5月12日、中一光学の単焦点MFレンズ「SPEEDMASTER 50mm F0.95 EF」を発売した。希望小売価格は税別11万円。
キヤノンEFマウントに対応した、焦点距離50mm、開放F値F0.95の大口径標準レンズ。35mm判フルサイズのイメージサークルに対応している。
CP+2018に参考出展されていた製品で、このほど正式に発売された。
レンズ構成は6群12枚(高屈折低分散ガラスレンズ6枚、EDレンズ1枚を含む)で、絞り羽根の枚数は11枚。最小絞りはF16。電子接点は有していないため、電磁絞りには対応していない。
このほか、絞りリングはクリック感を排した無段階式を採用しており、動画撮影時に操作音を拾うことがないとしている。
外形寸法は89.5×128mm。最短撮影距離は0.65mで、最大撮影倍率は0.1倍。フィルター径は82mm。鏡筒は金属製で、質量は約1,500g。専用フードが付属する。
同ブランドのレンズSPEEDMASTERシリーズには、焦点距離50mmかつ開放F値F0.95のスペックを有するレンズとして「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III」(ソニーE、キヤノンRF、ニコンZ用)が発売済み(同社オンラインショップでの販売価格は税込9万6,250円)。新たに発売となったEFマウント版とはレンズ構成(SPEEDMASTER 50mm F0.95 IIIは7群10枚)および最短撮影距離(同0.5m)、外形寸法(同73×88mm)、重量(同約770g)などが異なっている。